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【投稿募集】『リテラシーズ』22巻(2018年4月末日締切)
特集:グローバリゼーションと言語教育

企画委員長: 牲川波都季(リテラシーズ編集委員,関西学院大学)

日経連が「グローバル社会に貢献する人材の育成」を提言したのは1997年のことだが,その後,2009年から文部科学省がグローバル関連三事業を実施するに伴い,言語教育分野では「グローバル人材育成」「グローバル化の進展」が枕詞のように使われるようになった。その多くは,「グローバル化の進展」により,国境を越えた人々の移動が増大しており,こうした時代に活躍できる「グローバル人材育成」が重要だ,したがってそれに資する言語教育が必要かつ意義をもつと主張している。

しかし,そもそも「グローバル化の進展」や「グローバル人材育成」とは,当然に目指すべき目標なのだろうか。誰にとってどのように意味のある目標なのか。たとえば,文部科学省は「グローバル人材育成推進事業」の募集要項の中で,「我が国経済が新たな成長軌道へと再浮上するため」と述べており,明白に日本経済に利する人材育成を目指しているとわかる。グローバリゼーションは,国境を曖昧化する動きのようだが,実態は,各国が人材を用意することで,グローバルな規模に広がった経済活動を支え,その利益を各国に還元しようとする動きを伴っているだろう。また,「グローバル人材育成」が成功すればするほど,そうした人材になれる者となれない者との貧富の差は広がってしまう。

リテラシーズ研究会は,前身の「21世紀の『日本事情』」研究会から,自明視された国民国家の枠組みを問い直し,そうした枠組みに依らない言語教育の考え方を模索してきた。国境を跨いで人々が移動するグローバリゼーションの時代は,本研究会の理念を現実化しやすい時代のようだ。一方で,人はすでに常に他者とともに生きてきたはずだと想定することで,認識論的に国民国家の力を削ごうとしてきた本特集企画者のような立場からすれば,現代をことさらに,異質な他者との関わりが増す時代と捉える必要はないと言うこともできる。しかしこうした立場設定は,グローバリゼーションが生む構造的格差の問題を覆い隠すことにもつながらないか。

言語教育はグローバリゼーションの流れにいかに関与すべきか。この問いに応えることは,誰のためのどのような言語教育を目指すのかという自身の立場を明らかにすることでもある。言語教育の未来を見晴るかしつつ,グローバリゼーションと言語教育の関係を改めて考える論考を求める。

  • 投稿締切: 2018年4月30日(必着)
  • 掲載号: 『リテラシーズ』第22巻(2018年7月発行予定)
  • 投稿案内: 『リテラシーズ』投稿規定・執筆要領
    • ただし本特集について分量は,1編につき,和文の場合40字×40行で20枚以内,英文の場合14,000words以内(いずれも論題,概要,キーワード,図表,注,文献等を含む)とする。
  • お問い合わせ: literacies@9640.jp(リテラシーズ研究会事務局)

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください(第22巻では,特集企画以外の「ことば・文化・社会の言語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案も引き続き募集しています。こちらについては,通常の執筆要領・投稿規定に従います)。

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【投稿募集:10月31日締切】
『リテラシーズ』第20巻特集「コミュニカティブアプローチを考える」

コミュニカティブアプローチという言語教育のアプローチが登場してずいぶん経ちますが,コミュニケーションという概念,何をもってコミュニカティブアプローチと呼ぶのか,また,現行のコミュニカティブアプローチの問題点などを体系的にレビューし,それを乗り越えるような実践を体系的に提案している研究論文は少ないようです。本特集では,これらの問題を考えるために,コミュニカティブアプローチが唱えられるようになった背景,「コミュニケーション」という概念の定義,コミュニカティブアプローチの根底にある教育理念などを批判的に考察する論文,また,それらの問題点を乗り越えるような日本語教育実践例を報告した論文を広く募集します。

企画委員長: 佐藤慎司(リテラシーズ編集委員,プリンストン大学)

  • 投稿締切: 2016年10月31日(必着)
  • 掲載号: 『リテラシーズ』第20巻(2016年12月発行予定)
  • 投稿案内: 『リテラシーズ』投稿規定・執筆要領
    • ただし本特集について分量は,1編につき,和文の場合40字×40行で20枚以内,英文の場合14,000words以内(いずれも論題,概要,キーワード,図表,注,文献等を含む)とする。
  • お問い合わせ: literacies@9640.jp(リテラシーズ研究会事務局)

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください(第20巻では,特集企画以外の「ことば・文化・社会の言語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案も引き続き募集しています。こちらについては,通常の執筆要領・投稿規定に従います)。

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【締切ました】『リテラシーズ』第15巻(2014年7月刊行予定)

「ことば・文化・社会の言語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載する論文誌『リテラシーズ』。ますますUp To Dateな議論が展開されていく『リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」に関する教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しています。

  • 投稿締め切り: 2014年4月30日正午(必着)
  • 採否通知: 5月末(予定)
  • 公開: 7月末(予定)
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の言語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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【締切ました】第14号特集企画
「言語教育学としてのライフストーリー研究」

人は社会・文化の中でどのようにことばを学んでいるのか。ことばを学ぶことは人にとってどのような意味があるのか。この探求が,ことば・文化・社会の言語教育を議論するためには必要です。この探求の方法のひとつとして,現在,ライフストーリー研究が注目を集めています。「留学生」として,「地域住民」として,「移動する子ども」として等,多様な状況でことばを学ぶ学習者の人生/生活/命の物語,さらには,その教育に携わる教師たちの物語がライフストーリー・インタビューを通じて紡がれ,その物語の意味が研究されています。

しかし,言語教育におけるライフストーリー研究は,まだ始まったばかりで,方法や意義,課題についての議論が不足しています。ライフストーリー・インタビューをどのように行うか。だれが,何のために,どのようにそれを記述するのか。どのように考察するのか。これらの諸問題について,言語教育学としてのライフストーリー研究は,議論を共有できていません。無論,たった一つの正解があるものではなく,コンセンサスの形成だけが目的だとは思いません。ただ,多様な立場からの議論を共有することは,今後の研究の発展のために重要なプロセスであると考えます。

そこで,リテラシーズでは,言語教育におけるライフストーリー研究をテーマに特集を組み,言語教育学としてのライフストーリー研究とは,どのようなもので,どのような意義と課題があるのかを広く議論したいと考えています。そのために,言語教育学としてのライフストーリー研究,さらに言語教育学としてのライフストーリー研究に関する理論研究などを広く募ります。(企画委員長・三代純平:リテラシーズ編集委員,武蔵野美術大学)

  • 投稿締切: 2013年10月31日(必着)
  • 掲載号: 『リテラシーズ』第14巻(2013年12月発行予定)
  • 投稿案内: 投稿規定・執筆要領
    • ※ただし本特集について分量は,1編につき,和文の場合40字×40行で20枚以内,英文の場合14,000words以内(いずれも論題,概要,キーワード,図表,注,文献等を含む)とする。
  • お問い合わせ: literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください(第14巻では,特集企画以外の「ことば・文化・社会の言語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案も引き続き募集しています。こちらについては,通常の執筆要領・投稿規定に従います)。

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【好評】リテラシーズ叢書(2)『「移動する子ども」という記憶と力――ことばとアイデンティティ』

「移動する子ども」学の新たな視座の提示

「移動する子ども」は,親や支援者,まわりの子どもたちとどのような関係性の中でことばを習得したのか――。いかに効率的にことばの学習をするかではない。複数言語を学んだ経験が人生の中でくりかえし意味づけられ,「移動する子ども」という記憶として人を形成していく。当事者が語る経験と記憶は,社会を生き抜く力の源泉となる。

表紙

「序」より

本書は,幼少期より複数言語環境で成長した子どものことばとアイデンティティをどう捉え,どのように育んでいくのかをテーマにした書である。どの章も,さまざまな実践や調査,経験に基づく論考で,「移動する子ども」をめぐる新しい視点や議論を提示している。

日本の学校等で日本語を学びながら成長している子どもたちへの日本語教育や,日本国外に暮らしながら親の言語である日本語を学ぶ子どもたちへの日本語教育については,これまでも多様な実践研究や議論があった。ただし,それらの研究では,子どもにいかに日本語を習得させるかに焦点があたりがちであった。それに対して本書は,子どもがどのような関係性の中で日本語を学んでいるのか,子ども自身が自分の日本語や日本語学習についてどのように考えているのか,また,日本語を使用した経験や学んだ経験はその人のアイデンティティや人生にどのように関わっていったのかなどについて深く掘り下げようとしている。

もくじ

  • 序 思想としての「移動する子ども」(川上 郁雄)
  1. 「移動する子ども」学へ向けた視座――移民の子どもはどのように語られてきたか(川上 郁雄)
第1部 「移動する子ども」という記憶
  1. 「移動する子ども」が大人になる時――ライフストーリーの語り直しによるアイデンティティの再構築(谷口 すみ子)
  2. 「日本人らしい日本語」が話せない日本人である僕の物語(鄭 京姫)
  3. 日本とフランスを「移動する子ども」だったことの意味(小間井 麗)
  4. 私の中の「移動する子ども」――自己エスノグラフィーから見えたもの(李 玲芝)
  5. 「移動する子ども」が特別ではない場所――オーストラリアで日本語を学ぶ大学生の複言語と自己イメージ(トムソン 木下 千尋)
第2部 「移動する子ども」という主体▼
  1. 幼少期より日本で成長した高校生が語る記憶,ことば,自分(太田 裕子)
  2. 「移動する子ども」のことばの発達をめぐる親子の物語(佐伯 なつの)
  3. 複数言語環境にある親子はことばの学びをどのように捉えていたか(本間 祥子)
  4. JSLの子どもが「なりたい自分」に向かうための日本語支援(唐木澤 みどり)
  5. 日本語を学ぶ子どもが語る「自分らしさ」――複数のことばに育まれるアイデンティティ(相浦 裕希)
  6. 複数言語と向き合うこと――子どものことばと主体性の関係(金丸 巧)
第3部 「移動する子ども」という意識のゆくえ
  1. カナダと日本で育った私が震災後のFUKUSHIMAから発信する理由(ウィリアム マクマイケル)
  2. 多文化社会の中で育つ,育てる――ことば,家族,社会,そしてアイデンティティ(陳 天璽)
  3. 「移動する子ども」のことばと心を育むために親ができること(高橋 朋子)
  4. 複言語・複文化の子どもの成長を支える教育実践――親が創るタイの活動事例から(深澤 伸子)
  • あとがき 新しいステージにたつ「移動する子ども」(川上 郁雄)

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【投稿募集】2013年4月30日締切『リテラシーズ』第13巻(2013年7月刊行予定)

「ことば・文化・社会の言語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載する論文誌『リテラシーズ』。ますますUp To Dateな議論が展開されていく『リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」に関する教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しています。

  • 投稿締め切り: 2013年4月30日正午(必着)
  • 採否通知: 5月末(予定)
  • 公開: 7月末(予定)
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の言語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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【投稿募集】2012年10月31日締切『リテラシーズ』第12巻(2013年1月刊行予定)

「ことば・文化・社会の言語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載する論文誌『リテラシーズ』。ますますUp To Dateな議論が展開されていく『リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」に関する教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しています。

  • 投稿締め切り: 2012年10月31日正午(必着)
  • 採否通知: 12月(予定)
  • 公開: 1月末(予定)
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の言語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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【投稿募集】2011年10月31日締切『リテラシーズ』10

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載する論文誌,『版リテラシーズ』。ますますUp To Dateな議論が展開されていく『リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 2011年10月31日正午(必着)
  • 採否通知: 12月(予定)
  • 公開: 1月末(予定)
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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【投稿募集】2011年4月30日締切『リテラシーズ』9

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載する論文誌,『版リテラシーズ』。ますますUp To Dateな議論が展開されていく『リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 2011年4月30日正午(必着)
  • 採否通知: 6月
  • 公開: 7月末
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

【好評――新しい言語教育の鼓動が聞こえる】リテラシーズ叢書1
複言語・複文化主義とは何か――ヨーロッパの理念・状況から日本における受容・文脈化へ

「ヨーロッパ言語共通参照枠」(CEFR)の背景にある複言語・複文化主義について,その源流を辿りつつ,欧州と日本等の状況を概観。それぞれの言語教育分野における受容と文脈化の現状について,様々な立場からの論考を収録。

『複言語・複文化主義とは何か』
  • 細川英雄,西山教行(編)
  • 定価: 2,520円(税込)
  • ISBN: 978-4-87424-505-7 C3080
  • A5/192頁,2010年11月29日発売
  • もくじ

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【投稿募集】5月6日締切『WEB版リテラシーズ』7(1)

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載する論文誌,『WEB版リテラシーズ』。WEB版に一元化され,ますますUp To Dateな議論が展開されていく『WEB版リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 5月6日正午(必着)
  • 採否通知: 6月下旬
  • 公開: 7月末
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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【好評】『リテラシーズ 4――ことば・文化・社会の言語教育へ』

表紙『リテラシーズ』

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最新論文を掲載する『リテラシーズ』。『リテラシーズ』は冊子版による出版はこれを最終号とし,今後はより活発な議論をすばやく展開できるWEB版へと全面移行します。そこで,この第4号にはリテラシーズ編集委員各員による冊子版の「総括」を掲載。これまでの『リテラシーズ』誌上および関連領域での議論の経緯が一望でき,今後の展開が見渡せる特集となっています。

  • リテラシーズ研究会 編
  • 2009年10月1日 くろしお出版刊
  • 定価:本体2,000円+税
  • A5版193ページ
  • ISBN978-4-87424-458-6

お求めは,くろしお出版,または全国書店にて。

考察する

  • 実践と「教材」はどう結びつくのか――年少者日本語教育における「実践的教材論」の試み / 川上郁雄
  • 「日本人のコミュニケーションスタイル」観とその教育の再考――アメリカの日本語教科書を例として / 佐藤慎司
  • Discussion on the concept of ‘Criticality’ / Yamada, Etsuko

実践する

  • ワークショップ型日本語教師研修におけるコーディネータの学び――研修参加者との場の共有化と対話を通して / 齋藤ひろみ,池田玲子,池上摩希子,河野俊之
  • 日本語教室でのクリティカル・リテラシーの実践へ向けて / 熊谷由理
  • 専門学校におけるクラス・コミュニティへの参加の意味――日本語支援の目的と方法の転換 / 三代純平
  • 日本人支援者との協働による言語少数派の親の教育参加――「母語・日本語・教科相互育成学習モデル」の実践から / 小田珠生
  • 「共生日本語教育」における参加者の積極的共生態度の検証――PAC分析から見た意義と課題 / 半原芳子

書評

  • ことばと文化の「標準」を批判的に「読む」ということ――佐藤 慎司・ドーア根理子編著『文化,ことば,教育――日本語/日本の教育の「標準」を越えて』 / 此枝恵子
  • 実践論は問いかける――川上郁雄編著『「移動する子どもたち」の考える力とリテラシー――主体性の年少者日本語教育学』 / 牲川波都季

総括

  1. イメージとしての「力」――『リテラシーズ』は何を目指すのか / 牲川波都季
  2. 「リテラシーズ」回想――日本事情・文化リテラシー,そして相互文化性へ / 細川英雄
  3. 『リテラシーズ』――寛容なメディアを目指して / 砂川裕一
  4. 「リテラシーズ」の「ズ」とは?――自律・自由のための多種多様なリテラシー獲得へ / 門倉正美
  5. マイノリティ話者の「リテラシーズ」――リテラシーの多元性を求めて / 佐々木倫子
  6. リテラシーはどこにあるのか / 川上郁雄

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【投稿募集】12月末公開,『WEB版リテラシーズ』6(2)

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載する論文誌,『WEB版リテラシーズ』。WEB版に一元化され,ますますUp To Dateな議論が展開されていく『WEB版リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 10月31日正午(必着)
  • 採否通知: 11月下旬
  • 公開: 12月末
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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【御礼】「リテラシーズ」研究集会 2009――「複言語・複文化主義と言語教育」

チラシ:「複言語・複文化主義と言語教育」

『ヨーロッパ共通参照枠』(CEFR)で提起された複言語・複文化主義では,多言語多文化主義の「多(MULTI)」が社会のあり方に焦点を当てているのに対し,さまざまな言語や文化を背負う個人を指していう「複(PLURI)」という概念を導入しています。この考え方においては,それぞれの個人と個人が民族・国境を越えて相互理解する言語教育が必要であるとし,言語を学ぶことはその言語を話す社会を学ぶことであるという前提に立っています。したがって,行為者としての個人はその社会の多面性や複雑性を理解し,表層的なステレオタイプ的な見方を越えるために,さまざまなテーマの中でその社会の多様性・複雑性を深く考えることが不可欠であるとされます。

このような複言語・複文化主義の思想は,世界の言語教育に対してどのような力を持つことになるのでしょうか。また,こうした考え方は,言語教育だけの問題なのでしょうか。

リテラシーズ研究集会「複言語・複文化主義と言語教育」では,この複言語・複文化主義の原点に帰り,言語教育政策をも視野に入れて,言語の学習/教育のあり方に基づく議論を巻き起こします。公募審査によって,外国語教育,国語教育,日本語教育および言語関係の政策・制度等の諸分野・諸領域から,意欲的・挑戦的な24の研究発表が選ばれました。テーブル形式での各発表では,広く言語の別を問わず,また母語・第2言語・外国語の別を問わず,複言語・複文化主義を切り結ぶ,さまざまなことばの学習/教育に関わる議論を形成します。

複言語・複文化主義における言語教育とは何か,ぜひ多くの皆様とともにこの課題に取り組みたく,ふるってのご参加をお待ちしております。

議題提出者: 細川英雄(早稲田大学国際学術院日本語教育研究科)

研究集会開催要領

  • 日時: 2009年9月18日(金)10:00-17:00
  • ところ: 早稲田大学早稲田キャンパス15号館1F[アクセス
  • 企画担当: 細川英雄(早稲田大学国際学術院日本語教育研究科:日本語教育)・西山教行(京都大学大学院人間・環境学研究科外国語教育論講座:フランス語教育)
  • 主催: リテラシーズ研究会
  • 共催: 早稲田大学日本語教育研究センター言語文化教育研究会
  • 後援: くろしお出版
  • お問い合わせ: リテラシーズ研究会: literacies@9640.jp

プログラムほか,詳しくは,特集ページをごらんください。ご参加は直接会場まで。

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【新企画!9月】「リテラシーズ」研究集会 2009――「複言語・複文化主義と言語教育」

チラシ:「複言語・複文化主義と言語教育」

『ヨーロッパ共通参照枠』(CEFR)で提起された複言語・複文化主義は,多言語多文化主義の「多(MULTI)」が社会のあり方に焦点を当てているのに対し,さまざまな言語や文化を背負う個人を指していう「複(PLURI)」という概念を導入しています。この考え方においては,それぞれの個人と個人が民族・国境を越えた相互理解のための言語教育が必要であるとし,言語を学ぶことはその言語を話す社会を学ぶことであるという前提に立っています。したがって,行為者としての個人はその社会の多面性や複雑性を理解し,表層的なステレオタイプ的な見方を越えるために,さまざまなテーマの中でその社会の多様性・複雑性を深く考えることが不可欠であるとされます。

このような複言語・複文化主義の思想は,世界の言語教育に対してどのような力を持つことになるのでしょうか。また,こうした考え方は,言語教育だけの問題なのでしょうか。

「リテラシーズ」研究会では,この複言語・複文化主義の原点に帰り,言語教育政策をも視野に入れて,言語の学習/教育のあり方に基づく議論を巻き起こします。

広く言語の別を問わず,また母語・第2言語・外国語の別を問わず,複言語・複文化主義と切り結ぶ,さまざまなことばの学習/教育に関わる議論を形成し,「リテラシーズとは何か」という課題の解明に向けて貢献したいと考えます。国語教育,日本語教育,外国語教育および言語関係の政策・制度等の諸分野・諸領域から,とりわけ若手の方々の意欲的・挑戦的な研究を期待するものです。[>チラシをダウンロードする:PDF

議題提出者: 細川英雄(早稲田大学国際学術院日本語教育研究科)

研究集会開催要領

  • 日時: 2009年9月18日(金)9:30-17:00(時間は予定)
  • ところ: 早稲田大学早稲田キャンパス22号館[アクセス
  • スケジュール: 発表20分・質疑20分(発表および質疑の具体的な形態については,プログラムにてお知らせします)
  • 使用言語: 日本語
  • 企画担当: 細川英雄(早稲田大学国際学術院日本語教育研究科:日本語教育)・西山教行(京都大学大学院人間・環境学研究科外国語教育論講座:フランス語教育)
  • 主催: リテラシーズ研究会
  • 共催: 早稲田大学日本語教育研究センター言語文化教育研究会
  • 後援: くろしお出版
  • チラシをダウンロードする:PDF

お問い合わせ

  • リテラシーズ研究会: literacies@9640.jp

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【発表募集】「リテラシーズ」研究集会 2009――「複言語・複文化主義と言語教育」

発表応募手続き

  • テーマ: 「複言語・複文化主義と言語教育」に関するもの(この場合の複言語・複文化主義とは,必ずしもCEFRでのものに限定しません。この考え方の解釈を含む,さまざまな立場からの発言を広く募集します)
  • 発表応募〆切: 2009年6月30日(火)正午
  • 発表依頼: 2009年7月中旬
  • 発表原稿〆切:2009年8月25日(火)正午
発表応募要領
  1. 発表タイトル(「複言語・複文化主義と言語教育」に関するもの)
  2. 氏名
  3. 所属
  4. メールアドレス
  5. 発表要旨1200~1600字(A4判40字×40行,参考文献等を含む)※必ずA4判1ページに収めること)

応募には,表紙に1.~4.を記入して,以下のメールアドレスに送付してください[形式自由]。

  • 研究集会専用発表応募メールアドレス: apply-literacies@9640.jp
発表後の展開等

今回の研究集会は,将来的な成果出版を視野に入れています。これに関しては,研究集会後に個別に相談させていただきますが,その場合は,同年12月末をめどに原稿をまとめていただく可能性があります。

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【募集】企画委員会の「運営委員」を募集!
リテラシーズ研究集会2009「複言語・複文化主義と言語教育」

「運営委員」募集は,6月22日締め切り

チラシ:「複言語・複文化主義と言語教育」

「リテラシーズ」では,すでにお知らせしましたように,来る9月18日(金)に「複言語・複文化主義と言語教育」をテーマに,2009年研究集会を企画しています。これに伴い,リテラシーズ研究集会企画委員会では,以下のように,運営委員会(以下,運営委)メンバーを募集します。

この運営委のメンバーは,企画委員会の指示のもと,研究集会の構成を検討し,具体的にどのような議論を形成するかといった,内容に関わる議論とその集約を行います。また,今回の研究集会の成果の集束に向けても,きわめて大きな役割を果たします。とくに若手の方々の意欲的参加をお願いする次第です。

  • 主催:リテラシーズ研究会
    • 企画担当
      • 細川英雄 早稲田大学国際学術院(日本語教育研究科):日本語教育
      • 西山教行 京都大学大学院人間・環境学研究科外国語教育論講座:フランス語教育
  • 共催:早稲田大学日本語教育研究センター言語文化教育研究会
  • 後援:くろしお出版

募集要領

募集人員
若干名(4,5名を予定しています)
当日発表される方の運営委への参加も歓迎します。
作業内容
  1. 2009年9月18日(金)の研究集会へ向けての口頭発表の調整
  2. 研究集会当日の議論および前後の打ち合わせ
  3. その後の展開に関する相談
応募条件
メンバー応募は,以下のすべての条件を満たす方に限らせていただきます。
  1. 『リテラシーズ』の活動に協力的で,今後とも主体的に関わりたいと希望している方
  2. 『リテラシーズ』(および『21世紀の「日本事情」』)に投稿された方,または,リテラシーズ研究会(および『21世紀の「日本事情」』編集委員会)が主催する研究会等で発表されたご経験のある方
  3. 2009年9月18日(金)当日,会場での議論および前後の打ち合わせに参加できる方※
※顔を合わせての打ち合わせは基本的に当日のみです。それ以外の打ち合わせは主にメールでやりとりすることになります。なお,この作業部会に関して謝金等をお支払いすることはできません。旅費等もすべて自弁となります。
作業日程
応募〆切:2009年6月22日(月)正午(下記メールにて受け付けます)
作業依頼:2009年6月26日(金)までに詳細をメールにて連絡
研究集会:2009年9月18日(金)9:30~17:00(時間は予定)早稲田大学22号館

応募申し込み,お問い合わせ

以下のメールアドレスまで,タイトル(Subject)に「運営委員応募」とお書き添えの上,お送り下さい。

  • literacies@9640.jp リテラシーズ研究会
運営委員会応募申請フォーマット
  • お名前:
  • ご所属(よろしければ):
  • リテラシーズとのご関係(論文名・投稿号,または発表タイトル,年月日等):

ふるってのご応募をお待ちしております(「発表者」募集は6月30日締切)。

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【2008年12月30日公開】『WEB版リテラシーズ』5(2)――全文ご覧いただけます[無料]

『WEB版リテラシーズ』5(2)

「ことば・文化・社会」の言語教育をめざすUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』の最新号を公開いたしました。

今回の5(2)号には,

【論文】

  • 専門学校におけるクラス・コミュニティへの参加の意味――日本語支援の目的と方法の転換  三代純平
  • 実践と「教材」はどう結びつくのか――年少者日本語教育における「実践的教材論」の試み  川上郁雄

【書評】

  • ことばと文化の「標準」を批判的に「読む」ということ――『文化,ことば,教育――日本語/日本の教育の「標準」を越えて』を読んで」  此枝恵子

を掲載。ぜひダウンロードの上ご一読ください。[詳細・ダウンロード

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【2007年5月20日発売】『リテラシーズ 3――ことば・文化・社会の日本語教育へ』

リテラシーズ 3

リテラシーズ研究会(編)

ISBN: 978-4-87424-377-0 C3337

A5版164頁 ¥1,890

知識・能力の別を超え,複数のリテラシーズ育成にむけた,新たな言語教育の方向性を提案する論文誌『リテラシーズ』。第3号は以下の内容で2007年5月20日発売です。お求め全国書店・インターネット書店各店で。

考察する
リテラシーズとしての〈視読解〉―「図解」を手始めとして/門倉正美
日本語教育における「クリティカル・リテラシー」の序論―批判性・創造性の実現にむけたメディア・リテラシー論の可能性と限界/アレクサンダー・アンドラハーノフ
多言語使用と感情という視点からみる,ある「誤用」―定住外国人のエスノグラフィーから/八木真奈美
「国際化」の中の「逸脱した日本語」について/須田風志
調査する
理論と実践における「異文化間言語学習」の問題―オーストラリアにおける年少者日本語教育の事例から/太田裕子
多文化共生指向の日本語教育実習生による反対意見表明の変化―ティーチャー・コミュニティー構築の過程から/平野美恵子
留学生・日本人大学生相互学習型活動における共生の実現をめざして―相互行為に現れる非対称性と権力作用の観点から/杉原由美
実践する
日本語教室における「論争上にある問題」(controversial issues)の展開についての試論―「日中関係の悪化」を例として/有田佳代子
ノート
「複数言語主義・使用・状況」の可能性―欧州評議会の動向とヨーロピアン・スクールの試み/山川智子
書評
「共生社会」実現への対話を触発する―植田晃次・山下仁編著『「共生」の内実―批判的社会言語学からの問いかけ』/三代純平

既刊についてはバックナンバーをご覧ください。

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【2007年6月18日公開】『WEB版リテラシーズ』5(1)――全文ご覧いただけます[無料]

『WEB版リテラシーズ』

「ことば・文化・社会」の言語教育をめざすUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』の最新号を公開しました。

今回の5(1)号には,

  • 日本人支援者との協働による言語少数派の親の教育参加――「母語・日本語・教科相互育成学習モデル」の実践から 小田珠生

を掲載。ぜひダウンロードの上ご一読ください。[詳細・ダウンロード

次号『WEB版リテラシーズ』5(2)は,2008年10月末公募締切,12月公開予定です。

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【投稿募集】4月末締切,『WEB版リテラシーズ』5(1)

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載するUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 4月30日正午(必着)
  • 採否通知: 5月下旬
  • 公開: 6月末
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp (アドレスが変更になりました)

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。なお採用論文は,後日『リテラシーズ 4&5――ことば・文化・社会の日本語教育へ』(くろしお出版)に掲載されます。

詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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10月末締切,『WEB版リテラシーズ』4(2),投稿募集

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載するUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 10月31日正午(必着)
  • 採否通知: 11月下旬
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。なお採用論文は,後日『リテラシーズ 4――ことば・文化・社会の日本語教育へ』に掲載されます。

詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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プロシーディング販売中:国際研究集会「ことば・文化・社会の言語教育」

国際研究集会「ことば・文化・社会の言語教育」

2005年9月17日(土),18日(日)早稲田大学国際会議場 井深記念ホールにて開催いたしました,国際研究集会「ことば・文化・社会の言語教育」には,300名ものご来場をいただき,成功裏に終えることができました。ここに御礼申し上げます。

現在,ご好評いただきました,300ページを越える充実の,対訳付きプロシーディングをお頒けしております。詳しくは,国際研究集会のページをご覧ください。配布は終了しました。

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4月末締切,『WEB版リテラシーズ』4(1),投稿募集

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載するUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 4月30日正午(必着)
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。なお採用論文は,後日『リテラシーズ 4――ことば・文化・社会の日本語教育へ』に掲載されます。

詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

『WEB版リテラシーズ』は,今4(1)号より,採用されました論文について,英文要旨を提出いただくことになりました。

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【2006年7月28日発売】『リテラシーズ 2――ことば・文化・社会の日本語教育へ』

リテラシーズ 2

ISBN: 4-87424-351-7 C3337

A5版192頁 ¥1,890

知識・能力の別を超え,複数のリテラシーズ育成にむけた,新たな言語教育の方向性を提案する論文誌『リテラシーズ』。第2号は以下の内容で2006年7月28日発売です。お求めは全国書店・インターネット書店各店で。

実践する
韓国外国語高校における批判的日本語教育の試み/三代純平
海外における「日本文化」科目のデザインと可能性―ブラジリア大学「日本文化」科目のめざすもの/根川幸男
調査する
「見ること」の学習を,言語教育に組み込む可能性の検討/奥泉香
メディア・イベントの受け手の「読み」/貞包みゆき
考察する
内包された読者と伸展するテキスト―読みのテキストを学習者が創る活動についての試論/小川貴士
戦後の日本語教育における思想的「連続性」の問題―日本語教科書に見る「国家」,「国民」,「言語」,「文化」/田中里奈
『欧州共通参照枠』における agent / acteur の概念について/姫田麻利子
児童生徒の成長における「audibility」と「行為主体性」の意味―子どもの成長を支援する言語教育のために/齋藤恵
「社会文化能力」から「文化リテラシー」へ―日本語教育における「文化」とその教育概念をめぐって/細川英雄
母語話者による非母語話者のステレオタイプ構築―批判的談話分析の観点から(討論付)/Ohri Richa
書評
慣習と創造活動の間で―『考えるための日本語』を読んで/佐藤慎司

既刊についてはバックナンバーをご覧ください。

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10月末締切,『WEB版リテラシーズ』3(2),投稿募集

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載するUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 10月30日正午(必着)
  • 採否通知: 11月20日(月)
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ研究会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。なお採用論文は,後日『リテラシーズ 3――ことば・文化・社会の日本語教育へ』に掲載されます。

詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

第3回「リテラシーズ」研究会(2006年12月16日)の発表者を募集します

諸般の事情により,中止となりました。以下は参考まで。

2006年12月16日(土)14:00~早稲田大学にて,第3回「リテラシーズ」研究会を開催します。「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトのもと,3組に発表(各20分)いただき,つづいて密度の濃い議論を全体討論で(2時間)行います[過去の研究会]。

発表ご希望の方は,下記の要領で,9月31日までに発表要旨をお送り下さい。「リテラシーズ」編集委員会にて審査のうえ,全員に採否をお伝えします。

なお,今回発表をお願いしない場合でも,WEB版「リテラシーズ」3(2)への投稿を勧誘させていただく場合があります。

  • 締め切り: 9月30日正午(必着)
  • 採否通知: 10月中旬
  • 内容: テーマ「リテラシーズと実践研究」に関連するもので,未発表のもの
  • 応募要領: メールのみの受付となります。本文に,お名前・メールアドレス(または住所)・ご所属をお書き添えの上,発表内容をA4版6ページ程度にまとめたものを添付ファイルとして同梱し,投稿先アドレスまでお送りください。
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp
  • なお,採用された方の添付された発表内容原稿は,そのまま当日配布する原稿となります(形式は特に問いません:サンプルファイルをご覧ください[WORD:37KB]。)。また,採否に関わらず査読結果はコメントを添えてお送りいたします。

これまでの研究会の模様は,研究集会のページをご覧下さい。ふるってのご応募を,お待ちしております。

国際研究集会「ことば・文化・社会の言語教育」

国際研究集会「ことば・文化・社会の言語教育」

300名ものご来場をいただき,成功裏に終えることができましたこと,御礼申し上げます。

  • 2005年9月17日(土),18日(日)
  • 早稲田大学国際会議場 井深記念ホール

自分自身の背景と異なる文化に接する中で,ある特定の文化イメージから離脱し,自身のアイデンティティを自覚して個別の状況下でコミュニケーションを行う能力,「文化リテラシー」。この「文化リテラシー」を,いかに育成するのか。文化リテラシー育成型教育について,すでに多文化化が進み文化リテラシーの問題に向かい合わざるを得ない地域で活躍の先駆的研究者が一堂に会して,その理論と実践を討議する国際研究集会です。プログラムなどくわしくは,国際研究集会のWEBサイトまで

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【創刊】『リテラシーズ 1 ことば・文化・社会の日本語教育へ』

リテラシーズ 1

リテラシーズ研究会(編)(2005).『リテラシーズ 1――ことば・文化・社会の日本語教育へ』くろしお出版.

文化リテラシー育成の日本語教育をリードする論文誌が,ついに刊行!

日本語教育をはじめとする言語教育における「ことば・文化・社会」の捉え方・思想・教育実践等について,活気あふれる論を掲載。『21世紀の日本事情』の実績を踏まえて,今春新創刊(図書扱い)。

A5 / 144ページ, 1,890円(税込)。

全国有名書店など店頭にて好評発売中。[目次

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【締切ました】『WEB版リテラシーズ』 3(1)

文化リテラシー育成の言語文化教育の最先端を掲載するUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』では,言語教育における「ことば・文化・社会」の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り:4月30日(日)正午(必着)
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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10月末締切 WEB版『リテラシーズ』第2-2号(12月発行)投稿募集

言語教育におけることば・文化・社会の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り:10月31日(月)正午(必着)
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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国際研究集会「ことば・文化・社会の言語教育」

国際研究集会「ことば・文化・社会の言語教育」

300名ものご来場をいただき,成功裏に終えることができましたこと,御礼申し上げます。

  • 2005年9月17日(土),18日(日)
  • 早稲田大学国際会議場 井深記念ホール

自分自身の背景と異なる文化に接する中で,ある特定の文化イメージから離脱し,自身のアイデンティティを自覚して個別の状況下でコミュニケーションを行う能力,「文化リテラシー」。この「文化リテラシー」を,いかに育成するのか。文化リテラシー育成型教育について,すでに多文化化が進み文化リテラシーの問題に向かい合わざるを得ない地域で活躍の先駆的研究者が一堂に会して,その理論と実践を討議する国際研究集会です。プログラムなどくわしくは,国際研究集会のWEBサイトまで

事前申し込み満員御礼

事前申し込みは定員に達しましたので,事前申し込み受付を終了しました。当日受付の方はお早めにお越しください。

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4月末締切 WEB版『リテラシーズ』第3号(6月発行)投稿募集

言語教育におけることば・文化・社会の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

投稿先アドレスは,literacies@9640.jp。そのほか詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバーをご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

2005年4月16日(土)第2回「リテラシーズ」研究会 発表内容を掲載。残席わずか!参加者募集中

テーマ「日本語教育におけるリテラシーとは何か」の下,3名(各20分)の発表をもとに,その後2時間の密度の濃い討論を企画。意欲的な発表とともに,「リテラシー」とは何かをめぐる,深い議論の場を構築します。

発表内容を公開しました。

参加者を募集しております。言語・文化の教育に関心のあるすべての方のご参加をお待ちしております。[詳細

10月2日 第1回「リテラシーズ」研究会
「日本語教育におけるリテラシーとは何か」記録・アンケート結果

 去る2004年10月2日(土)開催された第1回「リテラシーズ」研究会。「21世紀の『日本事情』」1~5号の実績を踏まえ,テーマ「日本語教育におけるリテラシーとは何か」のもとで3名(各20分)の発表をもとに,その後2時間の討論が行われました。

 その発表要旨と,ご来場いただいた皆様からいただいたアンケートの結果をお届けします。[詳細・プログラム

【講演会】マイケル・バイラム博士(イギリス・ダーラム大学教授,東京学芸大学客員教授)
Language Learning in Inter-Cultural Perspective

  • 2005年2月22日(火)16:30~18:00
  • 早稲田大学西早稲田キャンパス22号館8階会議室[MAP
  • 参加無料,参加資格なし,来聴歓迎,直接会場へ
  • 使用言語:英語(通訳あり)
  • 主催:早稲田大学大学院日本語教育研究科
  • 協賛:「リテラシーズ」研究会

お問合せは,早稲田大学大学院日本語教育研究科gsjal@list.waseda.jp)まで

リテラシーズ・耳より・情報

『リテラシーズ』の編集スタッフが交代でお届けする連載コラム。第1回は,砂川裕一が,この夏のヨーロッパでの2つの研究会から,ご報告します。[「リテラシーズ・耳より・情報」のページ

10月末締切 「リテラシーズ」第3号(12月発行)投稿募集

『21世紀の「日本事情」』を引き継ぐ『リテラシーズ』。言語教育におけることば・文化・社会の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

投稿先アドレスは,literacies@9640.jp。そのほか詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバーをご覧ください。

10月2日 第1回「リテラシーズ」研究会
「日本語教育におけるリテラシーとは何か」プログラム

 来る10月2日(土),「21世紀の『日本事情』」1~5号の実績を踏まえ,「ことば・文化・社会の日本語教育へ」という新しいコンセプトのもとで,公開研究会を設置します。

 第1回研究会では,3名(各20分)の発表をもとに,その後2時間の密度の濃い討論を企画しました。リテラシーズのコンセプトのもとでの意欲的な発表とともに,「リテラシー」とは何かをめぐる,深い議論の場を構築します。

 多数のご参加をお待ちしております。なお,定員制のため,メールにてお申し込みくださいませ(無料)。[詳細・プログラム

第1回「リテラシーズ」研究会 発表者募集終了

 第1回研究会では,リテラシーズのコンセプトのもとでの発表を募集しております。3名(各20分)の発表をもとに,その後2時間の密度の濃い討論を行います。

 「リテラシーズ」編集委員会にて審査のうえ,3名(予定)の方に発表をお願いします。(締め切りました)

 なお,今回発表をお願いしない場合でも,WEB版「リテラシーズ」2号への投稿を勧誘させていただく場合があります。

  • 締め切り: 8月31日正午(必着)
  • 採否通知: 9月中旬
  • 内容: テーマ「日本語教育におけるリテラシーとは何か」に関連するもので,未発表のもの
  • 応募要領: メールのみの受付となります。本文に,お名前・メールアドレス(または住所)・ご所属をお書き添えの上,発表内容をA4版6ページ程度にまとめたものを添付ファイルとして同梱し,発表申し込み専用メールアドレスまでお送りください。
  • なお,採用された方の添付された発表内容原稿は,そのまま予稿集のカメラレディ原稿となります(形式は特に問いません:サンプルファイルをご覧ください[WORD:37KB]。)。また,採否に関わらず査読結果はコメントを添えてお送りいたします。

20055月刊,A5 / 144頁,税込1,890円)

リテラシーズ 1

リテラシーズ研究会(編)(2005).『リテラシーズ 1――ことば・文化・社会の日本語教育へ』くろしお出版.

【考察する】
言語能力観から日本語教育のあり方を考える / 川上郁雄
ラング・パロール往還文化論序説――新しい「日本事情」教育の可能性 / 三代純平
対話教育としての日本語教育についての考察――〈声〉を発し,響き合わせるために / 矢部まゆみ
【実践する】
留学生に対する日本人協力者の個人化した説明が談話の展開に与える影響 / 鈴木伸子
個人から考える「文化」・「社会」――ラング・パロール往還文化論の実践 / 三代純平
...
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