300名ものご来場をいただき,成功裏に終えることができましたこと,御礼申し上げます。
自分自身の背景と異なる文化に接する中で,ある特定の文化イメージから離脱し,自身のアイデンティティを自覚して個別の状況下でコミュニケーションを行う能力,「文化リテラシー」。この「文化リテラシー」を,いかに育成するのか。文化リテラシー育成型教育について,すでに多文化化が進み文化リテラシーの問題に向かい合わざるを得ない地域で活躍の先駆的研究者である,クラムシュ,ザラト,ロ・ビアンコらが一堂に会して,その理論と実践を討議する国際研究集会です。
本研究集会の開催によって,文化リテラシー育成型言語教育についての国際研究ネットワークを構築するとともに,国内での理論,実践方法の発展・普及を実現します。
『変貌する言語教育―多言語・多文化社会のリテラシーズとは何か』
本国際研究集会での成果をふまえ,文化・社会を踏まえた新たな言語教育の実践と思想が,一冊に集約されました。
クラムシュ・ロ=ビアンコ・ザラト・バイラムらの論考に加え,国際研究集会での議論を受けた編者らによる討論によって,これからの言語教育の一大潮流「多言語・多文化社会のリテラシーズ」を切り拓きます。
詳しくは,リテラシーズのサイトでご覧ください。(※プロシーディングの販売は終了しました)
概要
- 開催日時
- 2005年9月17日(土),18日(日)
- 会場
- 早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール,ほか[会場案内]
- 主催
- 国際集会「ことば・文化・社会の言語教育」実行委員会
- 代表:佐々木倫子(桜美林大学 教授)
- 事務局:細川英雄(早稲田大学 教授)
- コーディネーター:門倉正美(横浜国立大学留学生センター 教授),牲川波都季(横浜国立大学留学生センター 非常勤講師)
- 後援
- くろしお出版
- NPO法人「言語文化教育研究所」
- お問い合わせ
- 言語文化教育研究所内お問い合わせ窓口:info@gbki.org
- プログラム・話題概要