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リテラシーズリテラシーズ Literacies

リテラシーズ(Literacies)は,21世紀の『日本事情』」(1~5号)の実績を踏まえ,新しいコンセプト「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のもとで出発した研究プロジェクトです。密度の濃い研究会の開催,無料で広く公開するWEB版の論文誌および単行本の定期発行など,今,目の離せない企画が目白押し。読者諸氏の積極的なご参加を歓迎します。

[2010年4月5日更新]

ニュース

【投稿募集】5月6日締切『WEB版リテラシーズ』7(1)

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載する論文誌,『WEB版リテラシーズ』。WEB版に一元化され,ますますUp To Dateな議論が展開されていく『WEB版リテラシーズ』では,「ことば・文化・社会」教育の,捉え方・思想・教育実践などについて,みなさまの新しい提言,報告,発想,ご意見等,幅広く募集しております。

  • 投稿締め切り: 5月6日正午(必着)
  • 採否通知: 6月下旬
  • 公開: 7月末
  • 投稿先アドレス:literacies@9640.jp

投稿原稿は,リテラシーズ編集委員会にて厳正な審査のうえ採否を決定し,投稿者全員に査読結果を査読コメントとあわせてお送りします。詳しくは投稿のご案内を,過去の論文はバックナンバー(全文)をご覧ください。

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」のコンセプトに基づく,意欲的な提案をお待ちしています。

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【全文公開】『WEB版リテラシーズ』6(2)[2009年12月刊]

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載するUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』の6巻2号を公開しました。

『WEB版リテラシーズ』6(2)

論文

「複言語状況におけるブリコラージュが意味するもの ― 工学系の2つの共同体における事例から」
村田晶子(コロンビア大学教育大学院)
The Meaning of Bricolage in Pruli-lingual Situations: The Analysis of Two Engineering Communities.
MURATA, Akiko (Teachers College, Columbia University).
キーワード: ブリコラージュ,寄せ集め,戦略
概要: 人の国際移動が加速化する中,異なる言語や文化を持つ人々がコミュニケーションを取り合い,相互理解を進めていくためには,1つの言語だけでなく,複言語,複文化その他のリソースを動員してコミュニケーションを取ることが求められる。本稿では,日本語の第二言語話者が取るそのような行為を,人類学において広く使われているブリコラージュ(Lévi-Strauss,1962/1966)という概念を用いて分析する。具体的には,大学院のゼミ,そしてITの職場において,留学生や外国人エンジニアが複言語,複文化,その他のリソースなど,使うことができるあらゆるリソースを寄せ集めコミュニケーションを取っている事例を分析し,ブリコラージュの実践がもたらす可能性を照射するとともにその実践の持つ難しさも分析する。
Entry: 村田晶子(2009).複言語状況におけるブリコラージュが意味するもの ― 工学系の2つの共同体における事例から『WEB版リテラシーズ』6(2),1-9.http://literacies.9640.jp/web01.htmlより取得.[BibTeX
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「プロセス的評価,主体的評価はどのような授業設計で可能か ― 学習者と教師が共に評価について考える意味をめぐって」
市嶋典子(早稲田大学日本語教育研究センター)
Which Class Design can Accommodate both Process and Independent Evaluation?: The Value and Significance of Evaluation for Learner and Teacher.
ICHISHIMA, Noriko (Research Associate Center for Japanese Language Waseda University).
キーワード: プロセス的評価,主体的評価,評価基準,相互自己評価活動,実践研究
概要: 本稿では,活動の一部として相互自己評価活動を組み込んだ日本語教育実践の分析を通して,教師と学習者が,いかに評価活動に関わったのかという実態を明らかにし,関係性を重視したプロセス的評価,主体的評価はどのような授業設計で可能なのか考察した。本分析を通して,教師と学習者,学習者間の評価観の異なりと衝突が契機になり,評価の意義が問い直され,評価基準が更新・共有されていったプロセスを示す。さらに,授業設計においては,教師にのみ許されていた評価基準の決定権を崩すこと,教師と学習者達の多様な解釈と価値観が交換しあえる場を設計することが重要な要素になることを主張する。
Entry: 市嶋典子(2009).プロセス的評価,主体的評価はどのような授業設計で可能か ― 学習者と教師が共に評価について考える意味をめぐって『WEB版リテラシーズ』6(2),11-20.http://literacies.9640.jp/web01.htmlより取得.[BibTeX
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教育研究ノート

「複合アイデンティティと日本語教育研究」
羽鳥(江頭)玲子(津田塾大学大学院文学研究科)
A Call to Introduce the Post-Structuralist Notion of Identities to Studies of Japanese as a Second Language in Japan.
HATORI (EGASHIRA),Reiko (Graduate Program in English Language and Literature,Tsuda College).
キーワード: 複合アイデンティティ,批判的日本語教育,権力,本質主義批判,言語・言説実践
概要: 権力関係に敏感な批判的日本語教育の立場から,本質主義批判に有効な概念として「複合アイデンティティ」を日本語教育研究に導入することを提案する。権力関係の中での言語・言説実践による構築物としてアイデンティティを捉える同概念の特徴と強みを整理し,今後の日本語教育研究における同概念援用の方向性について考える。
Entry: 羽鳥(江頭)玲子(2009).複合アイデンティティと日本語教育研究『WEB版リテラシーズ』6(2),21-26.http://literacies.9640.jp/web01.htmlより取得.[BibTeX
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以上の3本を掲載。ぜひダウンロードの上ご一読ください。[バックナンバー一覧

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【予稿集頒布】「リテラシーズ」研究集会 2009 ― 「複言語・複文化主義と言語教育」

『ヨーロッパ共通参照枠』(CEFR)で提起された複言語・複文化主義が,非ヨーロッパにおいていかに考え,語られ,実践されるか。大きな注目のなか開催された研究集会「複言語・複文化主義と言語教育」(特集ページ)。

その全発表の完全原稿が収録された予稿集(A4版全152ページ)の頒布が始まりました。

ご希望の方は,以下の要領にてお申し込み下さい。なお,残部に限りがございます。先着順となりますことご了承下さい(事前申し込みいただいた方には優先的に確保させていただいております)。

予稿集お申し込み方法

表紙:『「複言語・複文化主義と言語教育」予稿集』

メールにて,以下の要領でお申し込み下さい。

  • あて先: info@gbki.org
  • メールのSubject: 予稿集希望
  • メールの記入事項:お名前・ふりがな・郵便番号・住所・電話番号・冊数
  • 代金支払:振替用紙を同封しますので,到着後お振り込みください。
    • 価格: 1部500円+送料1冊ごとに80円

なお,以下の書籍も販売します(書店販売はなくなっています)。

  • 『「総合」の考え方と方法』「総合」研究会編(2003年)
    • 価格: 1部500円(定価:1200円を58%割引!)+送料1冊毎80円
  • メール本文に,「総合の考え方と方法:x冊」とご記入下さい。

複数のご注文も承っておりますので,お申し付け下さい。

プログラムほか,研究集会についての詳細は特集ページをごらんください

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【新刊】『リテラシーズ 4 ― ことば・文化・社会の言語教育へ』

表紙『リテラシーズ』

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最新論文を掲載する『リテラシーズ』。『リテラシーズ』は冊子版による出版はこれを最終号とし,今後はより活発な議論をすばやく展開できるWEB版へと全面移行します。そこで,この第4号にはリテラシーズ編集委員各員による冊子版の「総括」を掲載。これまでの『リテラシーズ』誌上および関連領域での議論の経緯が一望でき,今後の展開が見渡せる特集となっています。

  • リテラシーズ研究会 編
  • 2009年10月1日 くろしお出版刊
  • 定価:本体2,000円+税
  • A5版193ページ
  • ISBN978-4-87424-458-6

お求めは,くろしお出版,または全国書店にて。

考察する

  • 実践と「教材」はどう結びつくのか ― 年少者日本語教育における「実践的教材論」の試み / 川上郁雄
  • 「日本人のコミュニケーションスタイル」観とその教育の再考 ― アメリカの日本語教科書を例として / 佐藤慎司
  • Discussion on the concept of ‘Criticality’ / Yamada, Etsuko

実践する

  • ワークショップ型日本語教師研修におけるコーディネータの学び ― 研修参加者との場の共有化と対話を通して / 齋藤ひろみ,池田玲子,池上摩希子,河野俊之
  • 日本語教室でのクリティカル・リテラシーの実践へ向けて / 熊谷由理
  • 専門学校におけるクラス・コミュニティへの参加の意味 ― 日本語支援の目的と方法の転換 / 三代純平
  • 日本人支援者との協働による言語少数派の親の教育参加 ― 「母語・日本語・教科相互育成学習モデル」の実践から / 小田珠生
  • 「共生日本語教育」における参加者の積極的共生態度の検証 ― PAC分析から見た意義と課題 / 半原芳子

書評

  • ことばと文化の「標準」を批判的に「読む」ということ ― 佐藤 慎司・ドーア根理子編著『文化,ことば,教育 ― 日本語/日本の教育の「標準」を越えて』 / 此枝恵子
  • 実践論は問いかける ― 川上郁雄編著『「移動する子どもたち」の考える力とリテラシー ― 主体性の年少者日本語教育学』 / 牲川波都季

総括

  1. イメージとしての「力」 ― 『リテラシーズ』は何を目指すのか / 牲川波都季
  2. 「リテラシーズ」回想 ― 日本事情・文化リテラシー,そして相互文化性へ / 細川英雄
  3. 『リテラシーズ』 ― 寛容なメディアを目指して / 砂川裕一
  4. 「リテラシーズ」の「ズ」とは? ― 自律・自由のための多種多様なリテラシー獲得へ / 門倉正美
  5. マイノリティ話者の「リテラシーズ」 ― リテラシーの多元性を求めて / 佐々木倫子
  6. リテラシーはどこにあるのか / 川上郁雄

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【好評】『変貌する言語教育―多言語・多文化社会のリテラシーズとは何か』

変貌する言語教育:表紙

ことばと文化・社会,新たな言語教育へ ― 世界的な言語教育者と編者による熱き対論の行方

  • 佐々木倫子・細川英雄・砂川裕一・川上郁雄・門倉正美・牲川波都季(編著)
  • C.クラムシュ・J.ロ=ビアンコ・G.ザラト・M.バイラム(著)
  • 定価:\2,940(税込),2007年10月19日,くろしお出版刊
  • ISBN:978-4-87424-395-4 C1081

日本語教育・国語教育・外国語教育 ― 転換期を迎えた言語教育への新たな示唆。

言語教育は、ことばそのものだけではなく、文化・社会を踏まえた新たな時代を迎えている。世界的な第二言語教育学者と日本語教育界を代表する編者らによる熱き対論。

リテラシーズ国際研究集会を契機としてはじまった,これからの言語教育の一大潮流「多言語・多文化社会のリテラシーズ」。その理念,制度基盤,学習理論,そして具体的な実践までが,ここに集約。[もくじ:PDF

お買い求めは,全国書店・インターネット書店・くろしお出版まで

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